2022年の秋のドラマは
なかなか面白いものが多いなぁという印象でした
もう放送は終了しましたが
NHK土曜ドラマ「一橋桐子の犯罪日記」が
特に印象深かったです
制作スタッフ・キャスト
◆原作…原田ひ香「一橋桐子(76)の犯罪日記」
スタッフ
脚本…ふじき光彦
音楽…長谷川智樹
プロデューサー…宇佐川隆史(正直不動産・半分、青い)
キャスト
一橋 桐子 (松坂慶子)
久遠 樹(岩田剛典)
榎本 雪菜(長澤樹)
寺田 一男(宇崎竜童)
草刈正雄 片桐はいり 木村多江 由紀さおり 富田望生 神田伸一郎(ハマカーン)
あらすじ
わずかな年金と清掃のパートで細々と暮らしている桐子は未婚で身寄りがない76歳
同居していた、たった1人の親友『トモ』が病気で亡くなってしまい、生きる気力を失う桐子
このままだと孤独死をして人に迷惑をかけてしまう
桐子が思いついたこととは
「刑務所に入り余生を送る」ことだった!
終活ならぬムショ活
桐子は人に迷惑をかけずに捕まる方法を模索し始めます
松坂慶子さん
桐子役の松坂慶子さんがとにかく可愛い~
松阪慶子さんといえば
1970~1990年代に映画やドラマで大活躍し
その美貌と色気で、世の男性を虜にしてました

「愛の水中花」の妖艶な網タイツにドキドキしたなぁ
知らない方はYouTubeで検索してみてくださいね
とにかく美しい女優さんでした
しかし、美しい人ほど年を取ると
昔はあんなに綺麗だったのにとか
こんなにふっくらしちゃってとか
言われちゃうんですよね
そんなのあたりまえなのに
女優さんってだけでみんな幻想を抱いちゃうんでしょうね
でもでも!
松坂さんは違う意味でその幻想をぶっ飛ばしてます
ドラマの中の桐子さんは、すっぴんで、白髪まじりで
体型もふっくら、服装もその辺にいるおばあちゃんと一緒だし
昔の面影は微塵もないんだけど
とにかく可愛い
しゃべり方、振る舞い、性格
桐子さんの1つ1つが本当に魅力的です
岩田剛典さん
冷たくて他人に興味を示さない久遠樹役の
岩田剛典さん
桐子に相談されるたび お金を要求し(でも千円 笑)
しぶしぶ知恵を貸していたのに
後半は桐子のムショ活を応援してくれます
にしても、がんちゃんやっぱイケメンだわ~
それに尽きます(笑)
長澤樹ちゃん
『ムショ活』のためにコンビニで万引きをした桐子を
捕まえたアルバイト店員
榎本雪菜役の長澤樹ちゃん
なんとまだ17歳!
でもとても大人っぽいですよね~
日本生命のCMに出ているのを見て
綺麗な子だなと思っていました
最近では『霊媒探偵・城塚翡翠』のサイコな女子高生役で出演していました
これからの活躍が期待される女優さんですね
宇崎竜童さん
桐子に自分の殺人を依頼して
『ムショ活』を応援する金貸しの寺田一男役の
宇崎竜童さん
宇崎さんと言えば、やっぱりアレでしょ
『あんたあの子のなんなのさ』
宇崎さんって、あの頃とあまり変わらない
やんちゃなイメージに渋みが増して
かっこいいイケおじになりました(笑)
奥様で作詞家の阿木燿子さんとは
いつまでも仲睦まじい理想のご夫婦です
まとめ
高齢者が主演のドラマってあまりないし
あっても割と重めの内容になりがちですよね
このドラマもテーマ的には重いんですよ
親友を失い、家も追い出され、身寄りがなくお金もない
70代の桐子が思いついたのは
刑務所に入ること!ですから
だけど全然そんな悲壮さはなく
お人よしで、少しおっちょこちょいで、まじめな桐子さんが
自分では意図していないのに
周りの人の人生を変えていくお話です
ドラマの内容が良かったので
作者の原田ひ香さんの
他の著書を読んでみました
感想は次の機会に書きますね